フィリピン国家警察は23日、マニラ首都圏マリキナ市で別れた妻の弟のフィリピン人(30)ら4人を拳銃で撃ち、殺傷した疑いで同市に住む松尾国光容疑者(56)を逮捕した、と明らかにした。
マリキナ署によると、松尾容疑者は現地時間の22日夜、同市の自宅から出てきた元妻の弟を45口径の大型拳銃で撃って殺害したうえ、銃声を聞いて出てきた6歳の女児ら3人にも発砲してけがをさせた疑い。松尾容疑者は、直前まで、すぐ近くで知人らと酒を飲んでいたという。
23日、隣のアンティポロ市の知人宅で逮捕された。殺害した元義弟に金を貸していたといい、同署は借金をめぐるトラブルと見ている。松尾容疑者はフィリピン在住が10年を超えるという。(マニラ)2012.7.24
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