フィリピン人の査証(VISA)申請する方法が変わりました。   
      


--------------------------------------------------------------------------------------
対象 日本男性と結婚し 来日をする為のVISA申請 及び 短期滞在VISA
従来: 在マニラ日本大使館へ 申請者が直接窓口に行き申請(7/30より実施)

現在: VISA申請者は 在マニラ日本大使館 指定の民間旅行代理店を通して申請

--------------------------------------------------------------------------------------


査証代理申請制度とは?
在フィリピン日本大使館(マニラ日本総領事館) と セブ,ダバオ両駐在官事務所で
2007年7月30日から実施された査証(VISA)の代理申請制度。   従来のVISA
申請者が直接 日本大使館に申請する、直接申請は廃止された。

民間指定業者12社が申請を取り次ぐ。 うち3社のみが 日本人スタッフが居ると云う
事で申請を受け付けている。  詳細は 日本大使館総領事(電話02・834・7508)
メ−ル ryoji@japanembassy.ph




代理申請に至った経緯(在マニラ日本大使館に直接行き 内情を聞いてきました。)

@申請者が早朝から大行列を作り大変な思いをしているのでその緩和
アメリカ・イギリス各大使館では、代理VISA申請制度を取り入れており,日本大使館ではその取り組みが遅れていた。

A大群申請者を標的としたテロ防止
来日の為の申請者が犠牲になる事を懸念し制度を取り入れたと云う。

B大使館前の業者締め出し
書類改ざんなど…をする悪質業者の締め出し

C大使館前の交通事故防止
大人数の申請者への交通事故防止





在マニラ日本大使館に行き 職員に 直接聞きました!



民間旅行代理店を選んだ基準
3年以上の実績を持つ旅行会社で会社の登記簿謄本など… 経営がしっかりしている会社で日本人スタッフが居る事。

民間旅行代理店と日本大使館等の癒着について
”天下りや癒着など…と言った事は一切ありません。  どうして?そういう事を考えるんですか?”(ムッとしながら職員)
そのような考えを持っている方々がいる事が非常に残念です。との談話。

申請手数料は100%民間旅行代理店に入るのか?
P800〜P2500と 各社違う申請料金は、それぞれの会社の収益となり,その中より大使館にお金が流れる事はない。と云う事です。
申請料金は各社,自由に決めているよの事。  大使館から料金のガイド・ラインは無い。

申請者 及び その家族の個人情報の漏洩について
当館としては,1年間の試験を重ねてきたが 個人情報の漏洩等の情報は把握していない。
もし、情報漏洩が発覚した場合, 「指定を取り消す」 と云う。
漏洩後の責任については言及を避けた。

代理申請料金の内訳について
大使館としては内訳を把握していないと云う事です。
90日以上のVISAは大使館より,別途P1,350を徴収する。

1日,100件の申請で 1ヶ月 1,840万円の儲け!
そう云う事になりますね。(苦笑しながら職員)
(P2500×100件×7日×4週=7M≒1840万円)

コ−ルセンタ−は安いが電話の最中に課金がされる
問い合わせても,依頼をしても コ−ルセンターに電話が繋がっただけで,課金がされる。
それが,安さの秘密。 結局、オペレ−タより 時間稼ぎをされ,結果 大金の請求が来ると云う。
その件に大使館職員に聞いてみたところ,注意深く観察をします。との談話。

3社の民間会社に巨大な収益が上がる事について
何もしなくても,客がお金を持ってくる。 そんなうまい話の、「左うちわのビジネス」に
関して指摘をすると, 職員は苦笑をしていた。

地方の申請者は どうするのか?
宅配便など…で対応をして欲しいとの事。

大使館職員の仕事がかなり楽になったんでは?
それは違います。 業務内容は同じです。との事。


最後に感想です。 日本では 談合、独占禁止法に触れる想像をしましたが,その辺はうまくやっているんでしょう。

関連事項
日本大使館ダバオ事務所  配偶者VISAは従来通り 継続

2007.8.31



●査証代理申請へ移行した結果の危機問題と現状
アナタ個人情報が狙われる!






■常夏の国! 南国フィリピン!へようこそ!〜■ Tsubuyaki TV


inserted by FC2 system