●昨年の2人の日本男性が狂犬病で亡くなったのをキッカケに!
狂犬病対策法を来年実施?!


フィリピンの犬は見た目で触りたく無い

昨年は, フィリピンから帰国した、2人の日本男性が狂犬病で亡くなり! 大騒ぎ!をしました。

皆さんも,記憶に残っている事と思います。 その事件、以来 フィリピンの犬を触らなくなった方も
いるんでは? と思います。 フィリピンの犬って、見た目で触りたく無いのですが,どの犬を見ても,
 とても疲れた顔をしているように見えます。 日本じゃ、気にしませんでした。犬の表情なんて。(~_~;)

なんでも,フィリピン政府は 「国家狂犬病予防管理計画」 を発表!したようだ。

その計画とは・・・

@犬への狂犬病予防接種
A野犬・未登録・見接種犬の捕獲収容
B狂犬病予防管理,飼い主の責任に関する情報
C狂犬病感染率の高い関連機関職員に対する予防接種と犬に咬まれた被害者への適切な治療
D狂犬病流行地域における児童(5〜14歳)に対する無料予防接種の定期実施
E登録・接種済みの犬の中央データベースの立ち上げ



飼い主への責任

@飼い主への防接種
A犬登録証の所持
B野外の放し飼い禁止
C適切な訓練実施と食料・小屋の提供
D人をかんだ飼い犬の自治体への24時間以内の引渡し
E飼い犬が人をかんだ場合,被害者の病院搬送と医療費負担
F犬の繁殖を制限するため,避妊・去勢手術の奨励



未登録や公共の場でうろつく犬は,市町の収容施設に入れられ、収容後3日以内に飼い主が引き
取らない場合、別の引き取り手に渡すか、処分をすることになるそうです。


飼い主への罰則(外国人は国外追放処分)

@飼い犬の登録・狂犬病予防接種を行わなかった場合⇒   2,000ペソの罰金
A人をかんだ犬を自治体の保健所に引き渡さなかった場合⇒  1万ペソの罰金
Bかまれた人への医療支払いを拒んだ場合⇒  2万5千ペソの罰金
C綱なしで犬の散歩をしていた場合⇒  500ペソの罰金
D食用犬の売買に関与した場合⇒  5,000ペソの罰金




昨年,フィリピン国内で犬にかまれた人は, 12万1,822人 で その8割が、発症前に予防接種を
受けたそうです。  しかし、217人は,狂犬病で亡くなったとの事。  狂犬病で亡くなった地域です。

@ルソン・カガヤンバレー地域:27人死亡 / 犬にかまれた被害者総数:682人
A中部ルソン地域:22人死亡 / 犬にかまれた被害者総数:1万4,503人
B首都圏マニラ地域:7人 / 犬にかまれた被害者総数:1万7,560人


なんと〜!首都圏マニラはとても危険なんですね。 犬に★ご注意!ください。


フィリピンでは,あまり犬に関わらない方が良さそうですね。
飼うのも,近寄るのも…。  一軒家の場合,番犬に飼う場合が多いのですが その時は,奥さん
(彼女や親族)名義で飼い犬を登録したりした方が良さそうです。  また,フィリピン在住の場合,
しっかりした管理に努めたいものです。 犬で、強制退去じゃ、洒落になりませんもんね。〜 (~_~;)


2007.09.22

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