ロ-ロ… お疲れ様でした!! 享年95歳


家族のお爺さん(ロ-ロ)が亡くなりました。 95歳でした。…   ロ-ロは,亡くなる7日間前ぐらい
より, 血便がある… と話しており, そのまま病院に入院させて、輸血(1日に2リッル)をしたり,
薬を飲んだりしながら入院をしていました。 新しい点滴に,交換直後 そのまま、静かに息を引き
取りました。  当時は, お爺さんの孫が看病をしており、早朝の6時過ぎに その訃報が入り,

入院先の病院に着いたのは, 午前7時過ぎ頃…。    亡くなって,2時間が過ぎているのに,
お爺さんの顔を手で触れますと, まだ温かい温もりが残っており、 驚きました。...   人間って…
亡くなっても, 直ぐに冷たくならず、 徐々に冷たくなっていく事を 初めて知りました。    (-_-;)

今回の葬儀で初めて知った事ですが,下のお爺さんの写真をご覧下さい。 向かって,右手の写真
が,亡くなる直前の写真です。   向かって、左側の写真が,棺の中のものです。 なんとぉ@!
顔を見ると, まったく別人のようになっている事がお分かり頂けると思います。  生前は,歯が無
かったのが, 亡くなった棺の中の写真は, まるで歯が全部、揃っているように見えると思います。


何で, 顔が太ってしまい,別人のようになってしまったのか?… と言いますと,防腐剤のせいだそ
うです。 「フォ−マリン」 と云う薬の名前です。    15日間、程度は,腐乱を遅らせる事が出
来るそうです。   日本では, ど〜なんでしょうか? 防腐剤なんて,使いましたっけ?…??(・・?

フィリピンの葬儀は, 日本の暗い葬儀と違いまして,驚くほど明るい? 葬儀が特徴です。(~_~;)
葬儀期間中は, ゲームをしたり, 話をしたり 大勢の人達が集まるのが特徴です。・・・・・・・・

フィリピンに関わって,身内・知人が6人程亡くなって、だいたい, moriさん!は出席をしており
ますが,どの葬儀も似たような感じです。  今回のお爺さんは, 土曜日に飛行機で ILOILO
まで運び お爺さんの 生まれ故郷のILOILOの田舎で,再び葬儀をする予定になっております。

  これは生前のお爺さんの遺言によるものです。   最終日には,教会で棺を前に 大勢の人達
と最後のお別れとなります。  冷たい、暗いセメントの中に入れられるのです。 この時のセメント
盛りの時が,一番心が詰まる時です。 完全に死を誰もが 認める瞬間だからかも知れません。

すすり泣き、、、が,四方八方より 聴こえてきます。   フィリピンで,moriさん!は、本当に
多くの死を見てきています。  中には, 強盗に入り、警察に射殺された死体も見た事がありま
す。 拳銃で撃たれ、殺害された直後の現場も見た事があります。  人は,必ず亡くなる運命
ですが,生きている間は、 楽しく健康で平和に暮らしたいものだと, 心より…思っております。


moriさん!は, フィリピンで最後を迎えますが、皆さんはどのように お考えでしょうか?・・・
何はともあれ… お爺さん, お疲れさま。。。でした。 ごゆっくり,眠って頂きたいと思います。

お爺さん(ロ−ロ), さようなら・・・


ロ−ロ お疲れさまでした!! 享年95歳 2005.7.15



■常夏の国! 南国フィリピン!へようこそ!〜■


      

inserted by FC2 system